概略
行動療法の中の
オペラント条件付け療法の一種。
望ましい行動をした患者に対し、正の強化子である
代用貨幣のトークン(token)を与えることでその行動の強化増大を図る。
トークンが一定量に達すると、患者は特定の物品と交換できたり特定の活動を許されたりする。
このように、トークン・エコノミーは二次的強化の機能を果たす。
治療場面では一般に
シェイピングの併用が効果的とされている。
参考
レスポンス・コスト法 response cost
ある行動を行った際に、本来なら与えられるべき性の強化子を与えられない事態に遭遇すると、その行動をとる頻度が低下する、という原理を用いたオペラント条件付け療法の一種。
トークン・エコノミー法で条件性強化子となったトークンを取り上げることで嫌悪的な事態を与える。
有効に強化子を操作するための工夫である。
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